中古の紙のQBを使って、117回医師国家試験に上位2%の成績で合格した話(貧乏人のための国試合格体験記)

 

どうも予備校に親を殺された男です。

紙のQBを使って117回医師国家試験に合格したので、その体験記を書こうと思います。

 

なんで紙のQBを使おうと思ったかというと、

シンプルにQBオンラインの値段が高すぎるからです。

vol.1-7まで揃えると、12000円×6+5000円で77000円します。

大学の共同購入でイヤーノートとセット割引もあった気がしますが、それでも大体7.8万はしたと記憶しています。(イヤーノート欲しくないし。)

これに加えて予備校の映像授業も受講すると軽く10万円は飛ぶ計算になります。

高すぎん??

メルカリを見てください。QBなんて2~3000円で買えます。

 

そんなケチらなくても、予備校に課金して浮いた時間でバイトした方がいいのではと思ったあなた、、、そのとおりです。

 

 

・使った教材(と値段)

 1.QB2020 vol1~5(約2000円)

 2.113回~116回回数別問題集(2000円)

 3.病気がみえるなどの教科書(0円)

 4.Q-Assist(お試しキャンペーン中に無料視聴、0円)

 5.medu4:公衆衛生・必修特講(計12000円)

 6.模試(15000円)

 合計:約30000円

 

(補足)

1.QBはCBTが終わった後にメルカリで購入しました。もちろんオンライン版は付属していません。

2.回数別の問題集は友人から譲り受けたり、足りない分をメルカリで購入しました。こちらも合計2000円程度でした。

3.教科書は図書館で借りていました。

4.medicmediaがたまにQ-assistの無料視聴キャンペーンをやっていたので、内科、小児、産婦に関してはその期間中に半分程度視聴し、pdfの講義資料もダウンロードしました。

5.公衆衛生に関しては自分で対策するのが難しいと思ったのでmedu4の講座を購入しました。必修に関してもQBvol.7を友人から譲り受けたのですが、やるのが面倒だったのでmedu4の必修特講をとりました。

6.夏・冬メックと第3回TECOM模試を受けました。大学が半分程度負担してくれたので自分で払った金額は15000円程度です。

 

・やったこと、スケジュール

5年春~6年10月半ば:実習で回っている診療科のQB1週目問題を1.2周する。

6年10月中旬:実習終了

6年10月下旬:pcc-OSCEとその練習

6年11月:卒業試験。卒試期間中にmedu4公衆衛生を1周。

6年12月~3週間前:模試復習。回数別4年分を1周。苦手だった内分泌・腎臓・不整脈のQB1週目問題を1周。公衆衛生2週目。

~2週間前:産婦・小児・マイナーの1週目の問題を1周。

~前日:回数別4年分の2週目。medu4必修特講受講。間違えた問題の総復習。

 

やったことをまとめると、

QBの1週目問題を3-5周+回数別2-3周+medu4の必修、公衆衛生です。

 

夏休みは思う存分遊びたかったので、筆記試験のない病院しか受けず、ほぼ勉強しませんでした。

・模試の結果

夏メック(6年7月頃)

第3回TECOM模試

もう結果が見られなくなってました。偏差値55くらいだと思います。

 

冬メック(6年12月頃)

 

直前に受けたメディックメディアの無料の模試的なやつは偏差値63くらいでした。

・本番の結果

講師速報では必修:95%、一般臨床:91%でした。

結局必修95%くらい、ぱんりん92-3%くらいでした。

・まとめ、感じたこと

模試は直近3-5年分の問題のリメイクなので、直近の問題をやっていない人は結果を気にしすぎなくて良いです。

 

方向性が間違っていなければ、どの教材を使っても良いと思います。

結局自分で勉強して覚えないといけないです。予備校はその手助け程度に思った方が良いです。いろんな講義を取らないようにしましょう。やることはシンプルな方が良いです。

 

あとは実習は大事にしましょう。QBをどんだけやっても1.2か月で忘れてしまいます。

実習で自分で見たものの方が記憶に残りやすいです。実習はコスパ悪いと言っている同期もいました。確かに短期的にみればその通りですが、長期的にみれば実習の方がコスパいいのではないかとすら思います。教授すげえし。

 

この記事が過熱した医師国家試験市場の解熱剤となれば幸いです。

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